2024/04/03 更新

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ヤジマ ナオナリ
矢島 猶雅
Yajima Naonari
所属
経済学部 経済学科 専任講師

学位

  • 博士(経済学) ( 2022年3月   早稲田大学 )

研究分野

  • 人文・社会 / 経済政策

最終学歴

  • 早稲田大学   Graduate School of Economics  

    2017年4月 - 2022年3月

 

主な担当科目

  • 環境経済学Ⅰ

  • 環境経済学Ⅱ

  • 市場と政府Ⅱ

  • 市場と政府Ⅰ

 

論文

  • Green Policymaking in Japanese Municipalities: An Empirical Study on External and Internal Contextual Factors 査読

    Dries Couckuyt, Toshi H. Arimura, Takuro Miyamoto, Naonari Yajima

    Sustainability   15 ( 9 )   7449 - 7449   2023年4月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:MDPI AG  

    This article examines the establishment and publication of green plans and green public procurement (GPP) policies in Japanese municipalities. The purpose of the study was to investigate these green policymaking initiatives from a contingency theory perspective. The first research question examined contextual factors for green policymaking. The second research question focused on barriers and enablers. For RQ1, through hypothesis testing and a regression analysis (n = 1663), we found that green policymaking differs by organization location, organization size, and organizational green capabilities. More specifically, we identified prefectures where municipalities score relatively higher as well as lower. Second, we found that larger (vs. smaller) municipalities undertake more (vs. less) green policymaking initiatives. Third, we observed that organizations with more (vs. less) green capabilities develop more (vs. less) green initiatives. For RQ2, through a descriptive and cluster analysis, we identified dominant barriers and enablers to establishing a GPP policy. The dominant barriers include a lack of information, lack of staff, and cost concerns, whereas manuals and example forms are important enablers. These findings are highly relevant to understanding and supporting green policymaking in Japanese municipalities.

    DOI: 10.3390/su15097449

  • Promoting energy efficiency in Japanese manufacturing industry through energy audits: Role of information provision, disclosure, target setting, inspection, reward, and organizational structure 査読

    Naonari Yajima, Toshi H. Arimura

    Energy Economics   114   106253 - 106253   2022年8月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.eneco.2022.106253

  • 表彰は温室効果ガスの排出削減努力を促すか-都道府県の製造業部門集計データを用いた検証- 査読

    矢島 猶雅

    日本経済研究   79 ( 2 )   24 - 43   2021年8月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Advancement of green public purchasing by category: Do municipality green purchasing policies have any role in japan? 査読

    Takuro Miyamoto, Naonari Yajima, Takahiro Tsukahara, Toshi H. Arimura

    Sustainability (Switzerland)   12 ( 21 )   1 - 24   2020年11月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3390/su12218979

    Scopus

  • Impact of the Feed-in-Tariff Exemption on Energy Consumption in Japanese Industrial Plants 査読

    Aline Mortha, Naonari Yajima, Toshi H. Arimura

    Japan and the World Economy   101241 - 101241   2024年3月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.japwor.2024.101241

  • 地方公共団体のグリーン購入—購入方針を中心とした関連取り組みの効果と限界について— 査読

    宮本 拓郎, 矢島 猶雅, 有村 俊秀

    環境科学会誌   36 ( 5 )   160 - 172   2023年9月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:社団法人 環境科学会  

    本稿は,市区町村が実施するグリーン調達(環境配慮製品の優先購入)におけるグリーン調達方針の有効性と限界について,環境省が実施する市区町村のグリーン調達に関する調査データを利用して分析したものである。グリーン調達方針とは,各市区町村がグリーン調達に取り組むことを明確にするものであるが,対外的に宣言するだけである場合と,具体的な対象品目や基準を明確にする場合がある。方針の有無及び様々なグリーン調達の阻害要因のクロス集計を実施した結果,グリーン調達方針は,人的資源やマニュアルの不足等によって生じる問題を緩和する可能性が示唆された。加えて,回帰分析の結果,グリーン調達実施の宣言とグリーン調達方針の策定は,自治体職員がグリーン調達の効果を実感する確率を高めることがわかった。しかし,グリーン調達の効果を定量的に測定する確率に対し,これらは,統計的に有意な影響が検出されなかった。また,グリーン調達の効果を実際に実感している自治体数は非常に少なく,効果の定量的な計測は難しい傾向にある。グリーン調達の効果の計測の難しさは,グリーン調達の効果の理解の難しさという課題を生じさせている可能性がある。我々の分析は,グリーン調達方針がこれらの問題を解消することは難しいことを示唆している。

    DOI: 10.11353/sesj.36.160

  • 日本における電気自動車充電設備の立地・普及状況に関する考察

    矢島 猶雅

    成城大学 経済研究   81 - 95   2023年7月

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    記述言語:日本語  

  • 選択型実験による傘シェアリングサービス利用の要因分析

    河本 真銘, 矢島 猶雅, 有村 俊秀

    環境科学会誌   36 ( 3 )   109 - 121   2023年5月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:社団法人 環境科学会  

    近年,プラスチック廃棄物の増加や,それに伴う海洋汚染が国際的な問題となっている。プラスチック廃棄物の中でも,ビニール傘は,大量に消費されている反面,リサイクルが困難である。ビニール傘の消費量を削減するため,日本では,傘シェアリングサービスという革新的な取り組みがなされている。これは,各地のレンタルスポットから傘を借りられるサービスである。

    しかし,傘シェアリングサービスは近年始まった試みであり,実証的な研究が少ない。本研究の目的は,当サービスの利用促進要因を明らかにすることである。選択型実験を採用し,大量廃棄問題や傘シェアリングサービスに関する事前情報の有無がサービスの利用確率に及ぼす影響を検証する。データ収集にはオンラインアンケートツールを使用し,計201名から回答を得た。回答者が外出時に急な大雨に見舞われた状況を想定し,傘を使用するか濡れて帰るかについて回答を得た。回答者を大量廃棄問題に関する情報提示を事前に行うグループと実験後に行うグループに分けることで,情報提示の影響を観察した。

    その結果,アンケートを実施する前から傘シェアリングサービスの存在を知っていた人は,サービスを選択する確率が約7%高いことがわかった。また,選択型実験の前に大量廃棄問題及び傘シェアリングサービスに関する情報提示を受けたグループはサービスの選択確率が約6%高いことがわかった。したがって,サービスの周知や環境問題に関する啓発活動の実施が,サービスの利用拡大に寄与すると考えられる。

    また,傘シェアリングサービスへの支払い意思額を算出したところ,およそ471円となった。これは,現在主流な傘シェアリングサービスの価格である70円と比較して過大である。ただし,本実験では,100円均一のような安価な傘は利用できない状況で突然の大雨に直面するという限定的な状況を想定した。このことが過大な支払い意思額の原因となったと考えられる。

    DOI: 10.11353/sesj.36.109

  • 住宅の心理的瑕疵に関する投稿情報の実態把握 査読

    矢島猶雅, 定行泰甫

    日本建築学会技術報告集   28 ( 69 )   976 - 981   2022年6月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3130/aijt.28.976

  • ごみ袋有料化による廃棄物減量及び分別促進効果に関する実証研究―リバウンド効果の再検証― 査読

    孟 瑶, 矢島 猶雅, 有村 俊秀

    環境科学会誌   35 ( 3 )   137 - 145   2022年

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.11353/sesj.35.137

  • 都道府県による温室効果ガス排出削減計画書制度の計量分析—製造業部門の定量評価— 査読

    矢島 猶雅, 有村 俊秀

    環境科学会誌   30 ( 2 )   121 - 130   2017年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.11353/sesj.30.121

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書籍等出版物

  • 不動産価格における波及効果

    矢島 猶雅( 担当: 単著 ,  範囲: 海外論文紹介(pp. 36-39))

    日本住宅総合センター  2023年4月 

  • カーボンプライシングのフロンティア : カーボンニュートラル社会のための制度と技術

    有村, 俊秀, 杉野, 誠, 鷲津, 明由( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第5章「カーボンプライシング制度下で省エネ対策はどのように進んだか:埼玉県目標設定型排出量取引制度の事例から」)

    日本評論社  2022年3月  ( ISBN:9784535540125

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    総ページ数:xii, 281p   記述言語:日本語

    CiNii Books

  • Carbon pricing in Japan

    Toshi H. Arimura, Shigeru Matsumoto( 担当: 分担執筆 ,  範囲: Chapter 8, Energy Consumption in Transition: Evidence from Facility-Level Data)

    Springer  2020年  ( ISBN:9789811569630

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    総ページ数:xiv, 265 p.   記述言語:英語

    CiNii Books