Updated on 2017/11/09

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Kanichi ABE
 
Organization
Faculty of Economics Professor

Degree

  • 修士(学術) ( 1996.3   名古屋大学 )

Research Areas

  • Humanities & Social Sciences / Commerce

  • Humanities & Social Sciences / Sociology

  • Humanities & Social Sciences / Economic doctrines and economic thought

Educational Background

  • The University of Tokyo   総合文化研究科   国際社会科学専攻

    1997.4 - 2001.3

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    Country: Japan

 

Primary Subjects (Course) in charge

  • <全学共通教育科目>WRD

  • <全学共通教育科目>メディア論入門

  • <全学共通教育科目>コンピュータ・リテラシーD

 

Papers

  • 消費文化におけるグローカリゼーション:「ショッピングモール」を中心に

    阿部勘一

    グローカル時代に見られる地域社会、文化創造の様相   2016.3

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

  • だれの(ための)余暇?:現代社会における余暇にかんする試論的考察

    阿部勘一

    成城大学 経済研究   ( 210 )   273 - 301   2015.12

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

  • 国民体育大会におけるレガシーと「地方」

    阿部 勘一

    成城大学 経済研究   ( 202 )   315 - 359   2013.12

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

  • 消費社会の普遍性と「消費社会論」

    阿部勘一

    成城大学 経済研究   ( 197 )   135 - 173   2012.7

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

  • 消費社会の「特殊性」に関する批判的考察

    阿部勘一

    成城大学『経済研究』   ( 191 )   55 - 79   2011.1

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    消費社会を、現代に特有のゆたかな社会の産物として捉える方法論を批判的に考察し、経済思想における消費にかんする言説を中心に、消費社会が持つ特徴が必ずしも特殊ではなく、むしろ、近代以降の経済活動における普遍的かつ根本的な特徴そのものであることについて示唆したもの。

  • 2006年問題とは何だったのか:大学における「情報教育の再考」を再考する

    阿部勘一

    成城大学『共通教育論集』   ( 1 )   103 - 120   2008.3

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    高等学校で教科「情報」を履修した学生が現役で入学してくる2006年度以降の大学による対応や議論にかんする言説の考察を通して、大学における情報教育の見直しや再考のあり方を批判的に考察し、これからの情報教育のあり方を提言したもの。

  • Web2.0のパラドックス

    阿部勘一

    成城大学『経済研究』   ( 177・178合併 )   121 - 143   2007.10

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    インターネットを中心とした商取引やコミュニケーションサービスをめぐって名付けられた「Web2.0」という概念について、消費社会を論じる方法や視点から、Web2.0という概念自体が、消費社会の中に巻き込まれている様態を明らかにするとともに、既存の情報社会論的なアプローチを批判的に考察したもの。

  • 消費されるスポーツ:スポーツ社会学のための計画表(日本篇)

    阿部勘一

    国際経営・文化研究   11 ( 1 )   1 - 16   2006.11

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    日本のプロサッカーリーグとバレーボールを例に、現代日本においてスポーツ競技が「消費」される様態を、イベント化するスポーツ競技の現状と、その背景にあるメディア(とりわけマスメディア)の役割を通して分析し、さらに、日本におけるスポーツの事例を用いてスポーツ社会学的な考察を行うための方法論について考察、提言をしたもの。

  • 消費行動研究の現在:『ソシオ・エコノミックス』からコミュニケーション論的アプローチへ

    阿部勘一

    国際経営・文化研究   10 ( 2 )   1 - 15   2006.3

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    『ソシオ・エコノミックス』(西部邁著)における消費者行動にかんする議論を再検討しながら、西部の議論とその後の消費者行動研究との関係性について議論したうえで、コミュニケーション論研究からのアプローチを用いて、現代消費社会における消費行動を議論したもの。

  • 「テレビ論」再考:送り手からの「テレビ論」という視点から

    阿部勘一

    国際経営・文化研究   10 ( 1 )   1 - 18   2005.11

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    受け手による批判的な言説が多い「テレビ論」について、批判的言説の状況を考察しながら相対化し、番組を制作している送り手の側がテレビについてどのように考えているかを、雑誌のインタビューなどを元にして考察しながら、マスコミュニケーションのあり方について考察したもの

  • 大学教育とメディアリテラシー

    阿部勘一

    国際経営・文化研究   9 ( 1 )   1 - 19   2004.11

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    「メディアを読み解く」学習であるメディア・リテラシーという概念が、大学教育の中でどのように活用されるのか、あるいはどのような可能性があるのかということについて、大学における演習での実践をもとに考察したもの。

  • 現代の資本主義と消費行動:「情報化」「消費化」を中心に Reviewed

    阿部勘一

    ライブラリ相関社会科学   ( 9 )   217 - 237   2004.2

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    現代の資本主義を、「情報化」「消費化」という観点から、いわゆる近代資本主義の特徴との相違点を指摘した上で、そのような特徴の中で、現代において新たに現れてきた消費行動のあり方と、「消費の深度」という消費行動における尺度の設定の必要性を指摘したもの。

  • 公共性としての知識:社会科学のあり方をめぐって

    阿部勘一

    国際経営・文化研究   8 ( 1 )   1 - 15   2003.11

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    社会政策などの実践的な場にかかわることの多い社会科学について、科学史的な見地から批判的な検討を加え、知の生産の場としての社会科学が、これからどうあるべきかについて論じたもの。イギリスの科学技術政策学者であるマイケル・ギボンズが提唱する科学の「モード論」を手がかりに、社会科学が学者集団の中で「閉じた」存在として、現実的な感覚からはかけ離れきたことについて批判し、これからの知の生産のあり方を論じる。

  • 個人消費不振と現代消費社会 Invited

    阿部勘一

    地銀協月報   ( 502 )   2 - 10   2002.4

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (other academic)  

    低迷が続く日本の消費不況について、現代における個人消費をめぐる環境の変化、消費行動のメカニズムの変化などを指摘しながら、個人消費の低迷の要因について論じ、加えて、消費行動を論じる上でのパラダイム変換と、現在の消費不況を脱し回復するための対策などについて論じたもの。

  • 疎外される「消費」:経済学説はいかにして消費を捉えたか/捉えてこなかったか

    阿部勘一

    国際経営・文化研究   6 ( 1 )   1 - 16   2002.1

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    経済学説において、「消費」という概念がどのように捉えられてきたか、ということについて、特に近代経済学を批判的に検証しながら、経済学において消費が自明のものとなり、消費について考察する機会がなくなっていくことについて論じたもの。

  • 消費社会の中の「情報」:消費社会からみた情報資本主義の展開 Reviewed

    阿部勘一

    社会情報学研究   ( 5 )   1 - 15   2001.3

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    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    現代の消費社会において、ファッションなどで見られるような身体の加工(ピアッシング、タトゥなど)という現象をモチーフにして、現代の経済活動が、情報・メディアを媒介とした消費社会であることを理論的に論じた上で、身体という消費の対象とならないようなものが消費される過程について論じたもの。

  • 現代の《消費社会》における消費者行動把握のための視点 Reviewed

    阿部勘一

    生活経済学研究   16   195 - 202   2001.3

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    従来の消費者行動論の中心となっている行動科学的なアプローチについてその限界を指摘し、その上で、「消費」という概念の再考および拡張を行い、現代の《消費社会》における消費者行動を把握するための2つの視点(消費の意味論、消費の感覚論)を提唱し論じたもの。

  • インターネットにおける言論の諸問題

    阿部勘一

    情報処理センター年報   2   71 - 82   2000.3

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)  

    「東芝のアフターサービス」ホームページを開設した会社員の手記等における言説を考察しながら、インターネットにおける発信者の「言論空間」の認識と、実際の出来事によって顕在化した「言論空間」との間の懸隔を明らかにし、その中で、インターネットを始めとする情報社会にまつわる言説の神話性を明らかにしたもの。

  • 彷徨する身体:現代の資本主義と身体 Reviewed

    阿部勘一

    Sociology Today   ( 10 )   42 - 59   2000.2

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    現代の消費社会において、ファッションなどで見られるような身体の加工(ピアッシング、タトゥなど)という現象をモチーフにして、現代の経済活動が、情報・メディアを媒介とした消費社会であることを理論的に論じた上で、身体という消費の対象とならないようなものが消費される過程について論じたもの。

  • サイバースペースの陥穽と民主主義の言論 Reviewed

    阿部勘一

    情報通信学会『情報通信学会年報』   47 - 62   1999.3

     More details

    Authorship:Lead author   Language:Japanese   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    インターネットなどにおける「サイバースペース」という空間では、言論の自由と平等が保障されると信じられている。しかし、自由な言論空間であるがゆえに、私的な欲望の衝突の場になる可能性があり、実際に問題視されている。この点を踏まえ、一般的にインターネットが市民主体の言論の場となると信じられていることを、神話として解体し、思想史的な側面から「公共性」概念に関する議論を踏まえながら考察したもの。

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Books

  • メディア・コンテンツ産業のコミュニケーション研究

    樺島榮一郎(編者),玉川博章,小山裕介,木本玲一,森暢平,阿部勘一,井出智明 他( Role: Joint author)

    ミネルヴァ書房  2015.4 

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    Language:Japanese Book type:Scholarly book

  • フラット・カルチャー:現代日本の社会学

    遠藤知巳(編者)、若林幹夫、阿部勘一、近森高明、秋元健太郎、野上元、北田暁大、佐藤俊樹、他22名( Role: Joint author ,  全415頁、担当146頁~153頁)

    せりか書房  2010.10 

     More details

    Language:Japanese Book type:Scholarly book

    現代社会を、「社会全体を俯瞰する手軽な説明原理が蒸発し、相互に浅く到達できる多様な営みが至るところで開かれ」ている社会として捉え、様々な文化形象から、「浅く到達できる」=「フラット」な社会状況について考察した論考集。「J-POP:J-POPほどフラットなカルチャーはない」を担当。

  • アート・プロデュースの現場

    境新一(編者)、山本冬彦、奥山緑、西原梨恵、阿部勘一、小林義武、梅若靖記、六世杵家弥七( Role: Joint author ,  全279頁、担当84頁~117頁)

    論創社  2010.8 

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    Language:Japanese Book type:Scholarly book

    音楽、美術、伝統芸能などの実際の現場について、アートプロデュースとビジネスの観点から論じた論考集。テレビの草創期から現在に至るまでのテレビプロデューサーやディレクタ-、ジャーナリストなどの言説をもとに、テレビメディアの特徴や大衆文化としてのテレビの位置づけ、テレビのあり方などについて論じた章(第4章「大衆を創る:テレビにおける「プロデュース」論」)を担当。

  • 拡散する音楽文化をどう捉えるか

    東谷護(編者)、増田聡、木本玲一、阿部勘一、宮本直美、南田勝也、輪島裕介、周東美材、大山昌彦( Role: Joint author ,  全241頁、担当47頁~77頁)

    勁草書房  2008.12 

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    Language:Japanese Book type:Scholarly book

    21世紀に入って流動化し、拡散しているとされる音楽文化の諸相について、生産と消費、過去と現在などのつながりに注目しながら読み解いた論考集。現在の新しい技術やそれに伴って拡散する現在の音楽消費の様態について、哲学者アドルノの論考という過去の音楽消費にかんする分析と接合させながら論じた章(第3章「現代社会における音楽産業と消費者としての聴衆」)を担当。

  • ポピュラー音楽へのまなざし:売る・読む・楽しむ

    東谷護(編者)、山田晴通、阿部勘一、生明俊雄、安田昌弘、岡田宏介、増田聡、矢向正人、細川周平、粟谷佳司、小泉恭子、大山昌彦、辻泉( Role: Joint author ,  全333頁、担当29頁~57頁)

    勁草書房  2003.5 

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    Language:Japanese Book type:Scholarly book

    最新のポピュラー音楽研究について、生産(売る側)、テクスト(作品)、受け手(聴衆)の3つの視点から、各人が論じた論文集。ポピュラー音楽(ソフト)の消費行動について、マーケティング、消費文化の視点から論じた章(第2章「ポピュラー音楽と現代消費社会」)を担当。

  • 共生のコミュニケーション学

    境忠宏(編者)、駒崎久明、清水正道、阿部勘一、岩崎次郎、小西淑子( Role: Joint author ,  全254頁、担当153頁~183頁)

    研成社  2003.3 

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    Language:Japanese Book type:Scholarly book

    「共生」をテーマに、コミュニケーションという概念を捉え返しながら考察したもの。一方向性というマスコミュニケーションの特徴が、マスメディアと受け手との間の懸隔をもたらし、そこに現代のマスコミの問題があることを指摘し、そのうえで、今後のマスコミュニケーションのあり方について言及した章(第6章「マスコミュニケーションと社会」)を担当。

  • ブラスバンドの社会史

    阿部 勘一、細川周平、塚原康子、東谷護、高澤智昌( Role: Joint author ,  全248頁、担当12頁~53頁、153頁~188頁、後者は高澤智昌と共著)

    青弓社  2001.12 

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    Language:Japanese Book type:Scholarly book

    20世紀における西洋音楽の受容、近代日本音楽史をいわゆる「ブラスバンド」の歴史に沿って考察したもの。テレビドラマおよび雑誌における言説をメディア論的に分析することを通じて、学校教育における音楽と大衆音楽との乖離に関する論考(第1章「ブラバン」の不思議:〈ブラスバンド〉の社会史をひもとく目的と視点」)と、ある音楽家のライフヒストリー考察を通した戦前日本における社会文化に関する論考(第5章「バンドマン・髙澤智昌のライフヒストリー」の一部)の2箇所を担当。

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